
新しい「ダボシャツ」デザインコンテスト、受賞デザイン発表!
江戸時代にはお祭りの正装として、その後も魚河岸で働く人たちをはじめ、職人さんの作業着としても重宝されてきたダボシャツ。 しかし時代の流れとともに和装が減り、着物と同様に現代ではほとんど見かけなくなってしまいました。
築地市場も豊洲へと移り、来年に東京オリンピックも控えた2019年。この廃れゆくダボシャツを、現代に合うファッションアイテムとして復活させるプロジェクトが立ち上がりました。 HappyFabricもこの企画に賛同し、今回「新しいダボシャツ」にあうデザインコンテストを開催いたしました。
プロジェクトの詳細はこちらの企画要項ページをご覧ください。
今回の応募総数は92件!初めてコンテストにチャレンジしてくれた方も多く、新風が多く吹き込まれました。衣服のデザイン募集も初めてだったため、今までより大人っぽいデザインが集まったのではないでしょうか。審査会では、実際にダボシャツになったらどんな感じか、コーディネートも想像しながらじっくり選びました。
今回のグランプリはキジニチジョウさんの「それを眺めながら」。大胆に、大きな色面で構成されたデザインがかっこい!新しいダボシャツとして、とても魅力的なものになるはず。大胆ながらシックな色味も洗練されていました。
今回は期間限定でお仕立てオーダーも受け付けます。世界に1枚のダボシャツをどうぞ。
【ダボシャツのお仕立てオーダー受付中!】
期間:8/22(木)〜9/12(木)24:00
お好きなデザインでオリジナルのダボシャツをお作りいただけます。生地はマットガーゼ、サイズはS・M・L(ユニセックス)の3種類。
新しい「ダボシャツ」の復活プロジェクトにぜひご協力ください。一緒に新しいダボシャツを着こなしていきませんか?
価格は生地代(マットガーゼ2m分)6,000円+縫製代7,000円の13,000円(税別)です。
またご自分のデザインでお仕立てする場合は生地代が10%OFFの5,400円となります。
ご注文はこちらのフォームからお申し込みください。
グランプリ 「それを眺めながら」
キジニチジョウさん
選考理由:
ダボシャツに仕立てたときに、純粋にかっこよくなるのが想像できます。一見ベタに見える色も水彩のようなムラがあり、奥行き感を出しています。タイトルも、眺めているのはなんだろう?川だろうか?といろいろ想像させてくれるのがいい。普段着としても着やすそうでいながら、個性的でもあるというバランスも秀逸。仕立て方により、様々な雰囲気になりそうなのも面白く、グランプリに選出しました。
受賞者のコメント:
新しいダボシャツデザインコンテストにおきまして、「それを眺めながら」が最優秀賞に選ばれたとのことでデザイナーとしてとても嬉しく思います。
日本らしい新しい模様を生み出すため、毎日テキスタイルデザインを描きinstagramに投稿をしています。新しいダボシャツという企画のテーマには自らの活動と共通点を感じました。
このような栄えある賞をお贈りいただきましたことに心より感謝申し上げます。
グラフィック賞 「女性と馬」
TURBOさん
選考理由:
埴輪などを連想させる(スタッフ談)土っぽい色味が、落ち着いていておしゃれです。女性と馬の顔がつらなり、ユーモアがあるところも素敵。この柄のダボシャツと洋服とのコーディネートは、とても楽しいはず。大きめの柄のため、かなり目立ちそうですね。モチーフが繋がり繰り返される柄は珍しく、デザイン力が感じられます。
受賞者のコメント:
この度は多数応募作品の中から選んでいただきありがとうございます。
この作品は「装飾パターンの法則」という本に掲載されていたエッシャー・タイリングの技法を用いて制作しました。
同じ形の連続で、ダボシャツにした時に遠くからは格子柄に見え、近づいて見ると女性と馬に見える面白さをイメージしました。
イラスト賞 「車(鉛筆画)」
映さん
選考理由:
鉛筆で描かれた車のイラストはポップさとシックさがちょうどよく、服としても大人っぽく着られそう。手書きの魅力が存分にいかされているので、イラスト賞に選出しました。色調やモチーフなど、程よいレトロ感がありながら、ダボシャツのデザインとしては新しいのも魅力です。
受賞者のコメント:
とても嬉しいです!鉛筆画は子供の頃から好きでしたが、パターンにする事はつい最近思いつき、作ってみました。表現する場を与えて頂いたことに感謝します。
イメージ賞 「カタツムリ2」
kurumiさん
選考理由:
淡い色合いで、よく見るとカタツムリというところがいい。ふんわりと優しい雰囲気が素敵です。絵画として力があり、存在感があります。全体としてよくまとまっており、幻想的な雰囲気が他にはありません。想像力豊かな世界観にイメージ賞をお送りします。
受賞者のコメント:
「ダボシャツ」デザインコンテストに応募した当初は、もっと色合いの薄い「カタツムリ」で行くつもりだったのですが、ダボシャツになった時やお祭りに繰り出した時のイメージをすると、もっとインパクトがあってもいいんじゃないの?と、パソコンに保存していた色違いのバージョンの中から、少し濃いめのカタツムリを選び直しました。
なんだか昭和っぽいかも、と思いつつ応募しましたが入賞する事が出来て本当に嬉しいです。
これからも、皆さんのデザインに刺激を受けつつ私なりによい、と思うデザインを描いて行きたいと思います。
志水恵美
小林キノコ
MU_YA
社員寮内職部
omame
TURBO
aya.outing
hahaha_creative
MU_YA
nanayuki*
sanpo
omame
ななめ
TURBO
社員寮内職部
omame
omame
うさみゆき
hahaha_creative
chitto_chit
ドクトル・ケンタ
omame
takesick